先日、新美容出版から出ている「経営とサイエンス」の企画を、vetica高木が担当しました。
今回の企画は、塩基性染料の使いこなしの幅です。
塩基性染料とは説明すると難しいのですが、簡単に言うとダメージのないカラー剤の事です。
このカラー剤を使って、色々なデザイン、このカラー剤でしかでない色味やテクニックをご紹介します!
一般市場のカラートリートメントに使われていた塩基性染料が、ここ数年業務用のアイテムとして、veticaでも徐々に使い始められています。
このカラーの一つの特徴は、ヘアカラーに含まれる
『ジアミン』が含まれていない事。
このことにより、一般的な毛染めでかぶれてしまう人に対応できるという訳です。
これまで、ジアミンの入っていない毛染めの体表各は
皆さんもご存知の『マニキュア』でした。
ただ、マニキュアは地肌につくと、
なかなか落ちないという欠点があります。
皮膚に付いたものは、カラー専用の除去剤を使っても、なかなか落ちないので、実はホントに苦労するんです、、。
なので繊細な技術が求められます。
一方の『HC塩基性カラー』。
こちらもマニキュアのように、髪の表面に色素をつけるタイプのカラー剤なのですが、こちらは皮膚に付いても、除去剤を使うと、割と落ちてくれるのです。
皮膚についたものが落ちにくいマニキュアは、地肌に塗布できないので、白髪染めに不利でした。
新しく伸びてきた白髪を染めるにも、地肌に近いところまで、塗布できないので、
根本の白髪が染められずに白いまま…
ジアミンでに弱いのでマニキュアで染めたけど、根元が染められない。
ならば!
と、カラートリートメントなどというものを使ってみたけど、
染まっているのかどうだか分からない。。。
そんな悩みを解決したのが『HC塩基性カラー』です。